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あなたは山の産物である。
真の成功には、頂上に立つという以上の意味がある。
得られるものが最大の道を進め。
始めに夢ありき。
センセーショナルなのは当然と捉え、不可能を追求せよ。
地図のない土地を旅するときは、何を知っているより、いかに考えるかが大切だ。
あなたの使命を定義せよ。
方程式から頂点が抜けていたら、当てもなくさまようはめになる。
あなたの前進と資源を見積もるときは、つねに麓よりも頂点を起点とせよ。
平地から捉えた山の写真を持って行け。
あなたの経歴など山の知ったことではない。
餓えがなければ、技術も経験もベースキャンプに置いたままとなる。
手ごろな山ほど危険なものはない。
究極のチームを作り出せるのは、究極の山だけである。
あなたが登るその山に関する唯一のガイドブックは、これからあなたが書く一冊の本である。
最良の計画とはうまくいく計画である。
怖くないとしたら、選んだ山が楽すぎるのだろう。
山の亡霊は山そのものよりも大きく立ちはだかることがある。
知らないことは、山が教えてくれる。
成功するには、失敗するリスクを恐れてはならない。
山を低くするのは無理なのだから、あなたは自分を高めなければならない。
困難とともに生きると、極限状況にあっても落ち着くことができる。
山が頑固であるほど、リーダーシップ・モデルはより柔軟にならねばならない。
山に応じて決断をくだす。
墜落は失敗ではない。
かならず頂上に向かって墜落せよ。
落下しない石をかわすことはできない。
山に嵐はつきものだ。
頂上に焦点を定めている限り、最終的にそこに到達するためなら、左にも右にも、あるいは下にも移動していい。
嵐の厳しさや長さではなく、それをどう切り抜けるかが問題だ。
勢いは、気持ちの問題だ。
山における最大の収穫は、最初の90パーセントではなく、最後の10パーセントを登りきることで手に入る。
登頂が可能かどうかを問うのではなく、不可能かどうかを問う。
即興で乗り切る能力と順応性が、最終的にはきわめて貴重な資源となる。
どの山もロープの長さからなり、どのロープの長さも一歩からなる。
一歩を踏み出せるなら、もう一歩も踏み出せる。
頂上は、あなたを支えるすべての肩からなる。
頂上では、自分がどれほど遠くまで来たかが実感できる。
頂上は登攀の終着点かもしれないが、あなたの上昇の終着点ではない。
頂上の彼方を見て、どこに行けるかを思い描く。
頂上の彼方へ